金曜日の朝に池袋駅前で警察が集まってた。

ぼくはあの人がもしかして死んだのかなと思った。

9月ごろあたりから、
駅前に老婆の浮浪者が住み着いた。
彼女はなぜかいつまでも生き残っていた。
そして新聞紙をひろげて
その上になにかカラフルなものが入ったペットボトルを置いていた。
それはだんだん増えていったのだけれど、
ぼくはずっとなんだろうと思っていた。
そしてある日それを作っているところを見ることができた。
彼女は新聞かなにかのチラシを、はさみで細かく切り、
それをペットボトルに入れていた。
なんのためにかはわからないけれど、
きっとなにか絶対的に守らなければいけない彼女の法律があるんだろう。

そして金曜日、
警察が集まっていた。
彼女は死んだ。
かと思ったが、
生きてた。
警察は何か別の事件でたまたま居たにすぎない。
ぼくはまたあわてて完全に遅刻である仕事場に向かう。

そして今朝、
彼女がいないことに気づいた。
金曜日のあれは、
彼女を「撤去」するためだったわけだ。
そしてそのことを、
今朝きづいた。
人間て居ることには敏感なのに、
居ないことには気づかない。

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プロフィール

韮崎圭介

名前:韮崎圭介
性別:男
生年月日:1971.5.11
趣味:オナニー、ゲーム
住所:新宿区
性癖:受け

仲良くなれればいいね。

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